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第8回 大津山賢先生

大津山 賢先生 在校歴:昭和34~54年 担当教科:数学

紹介者からのコメント・昭和51年卒 大津山三平師匠の女性ファン

 卒業して28年以上経ちますが、大津山賢先生の話をするときに、「三平さんが…。」などと、ついニックネームで呼んでしまうのは、昭和51年卒3年7組の仲間たちです。「恩師に対して失礼な…。」と思いながらも、我がクラスは同窓会の名称からして「三平会」なのですから、親しみを込めて「三平」と呼ばせていただいております。このニックネームの由来ですが、大津山先生の髪型が落語家の故・林家三平師匠にそっくりだったので、「三平」となったということです。
 在黌中、私たち3年7組は次から次へと、とんでもないことをしでかしたものです。なにしろ28~29年も前のことで、私の記憶もあやふやですが、誰も処分されなかったところをみると、きっと大津山先生がうまくごまかしてくださったに違いありません。たしか、他校に通うガールフレンドに済々黌の女子の制服を着せ、夏期講習に連れてきた者がいました。文化祭の準備と称して、先生のお宅の近所に泊まり込み、騒いでいた者もいました。また、旅館を経営するクラスメートの家に集まって酒盛りをしたり、ごみ箱の中にリクルート進学ブックを破って入れ、教室で焚き火をしたりした者もいました。このように、どうしようもない3年7組でしたが、大津山先生はいつも、私たちをおおらかに温かく見守っていてくださいました。ほかにも、卒業アルバムに男子が女子の制服を着て写ることを許してくださったり、先生ご自身が学生服を着て「大津山三平」として、生徒の中に紛れ込んで卒業アルバムに写っていらっしゃったりして、じつにユーモアのセンスあふれる先生でもありました。
 卒業後、今日までの長い間「三平会」として3年7組の仲間の付き合いが続いているのも、ひとえに大津山先生のおかげと、心から感謝いたしております。

大津山 賢先生からのコメント

在職当時の大津山先生

 1959年(昭和34年)に阿蘇高森高校から転任し、1979年(昭和54年)までの20年間(最初3年間は定時制)濟々黌生徒諸君と学校生活を送ったが、この間色々な分野で思い出も多い。その一つが山岳部活動である。全日制に移ってすぐの頃山岳部3年生の塘岡君など数名の人が、職員室の私の前に現れ顧問になって欲しいとのことだった。当時私は遠足程度の山歩き位で、本格的な登山の経験など全くなく迷ったのであるが、「先生!濟々黌山岳部の味噌汁は旨かですバイ」この言葉で、承諾の返事をしてしまったのである。以後、正顧問・副顧問として、春夏秋冬と九重・祖母・屋久間など九州の山々を生徒諸君と行動を共にしながら山の魅力に惹かれていったものである。それら部活動の中で特に印象に残った登山がある。
 それは、昭和40年代半ば月曜日が休日で2日半を利用しての市房山での秋山登山の時だった。土曜日の夕方市房神社そばのキャンプ地に到着。翌朝は好天に恵まれ元気に出発。昼頃には登頂絶景を楽しんだまでは順調だったのだが、帰路は道を変え、湯山峠を目指しての下山の予定だったが山中で道を間違えてしまい、さまよい歩いたあげく下りた所は宮崎県側の部落だった。もう夕日は西に傾きかけていたが、へとへとに疲れた体に鞭うって県境の湯山峠を越えキャンプ地まで歩かざるを得ない羽目になってしまった。
 重い足を引きずりながらテントに帰り着いたのはもう夜の9時を過ぎていたように思う。それから、飢餓状態の空腹を満たすべく夕食の準備にかかる。メニューはカレーだったが、出来上がったのはその1時間後で、いざ各自の食器につぎ分ける直前に誰かの靴ひもが鍋のつるに引っ掛かり、鍋の中のカレーは全て土の上に無残にもばら撒かれてしまった。そのときは、愚痴る気配など全くなく、ただ皆顔を見合わせて何とついてないことかと大笑いしたものである。結局塩か何かを振りかけて食事を済ませたが、それでも空の腹には旨かったことだけは今でも覚えている。
 さて、次の日は帰る日。ところが、湯前駅行きのバスは都合で本日運休とのこと、仕方なく10数キロの道を歩く以外はなかった。
 やっと湯前駅で列車に乗り込み災難続きの行動も終わりかな、と思ったら肥薩線の中間あたりで崖崩れのため列車は立ち往生。地理的にみて復旧を待つ以外に手立てはなく結局は大幅に遅れて八代駅についた時はもう暗かった。次の熊本行き普通電車では帰宅するのは真夜中になるため、その前の急行列車にせざるを得なかった。予定では昼頃の帰黌が、夜9時を過ぎていたように思う。
 何とアクシデント満載の登山活動であったことか。しかし、解散のときは皆明るい顔で慰労し合ったものだった。

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