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会長挨拶

「済々黌ブランドを世界へ!」

済々黌同窓会の皆様、こんにちは!
去る5月21日(日)の総会において野口敏夫前会長の後任として第11代済々黌同窓会会長に就任しました昭和44年卒業の諸熊建次です。

先ずは、野口前会長におかれましては平成27年5月に会長ご就任以来、8年の長きに亘り各分野で同窓会活動を牽引して戴き、併せ、一般財団法人多士会館の代表理事として、多士会館の運営改革に取り組んで来られました。

同窓生による開館ボランティア制度の導入、多士会館の開館時間の延長、英検報奨金制度の創設等に依り、今や、多士会館は済々黌在黌生にとっては「学びと憩いの場」として無くてはならない存在になっており、近年の在黌生の進学率向上に大きく貢献しております。

また、この3年に亘るコロナ禍、同窓会活動も厳しく制約されてきましたが、このような環境の中でも、昨年の済々黌創立140周年記念事業においては、まさに多才を集め、多彩を求め、母黌や同窓生の将来に備え、元気を振う各種記念事業に積極的に取り組んで戴きました。

茲許、同窓生を代表して、野口前会長の献身的な「ボランタリー精神」に敬意を表しますと共に、長年に亘り同窓会活動の発展に全身全霊を注いでこられたことに感謝の誠を捧げたいと思います。

私は、野口前会長が築き上げて来られた同窓会を、済々黌創立140周年の記念の年を終え、次の150周年への新たな時代に向け、更に発展させて行かなければならないとの負託を担うことに責任の重大さを感じているところでございます。

私は海外も含め、主に関西・大阪での様々なキャリアでの職業人生を終え、2年程前に50数年振りに故郷熊本にUターン定住することにした一卒業生であります。在阪中は長く関西地区熊本県人会「熊交会」や濟々黌関西地区同窓会の役員を務めて参りました。

紙面の都合で、多くは語れませんが、私の過去の半世紀に亘るキャリアを振り返った時、済々黌の先輩・後輩、大学や大学のクラブの先輩・後輩、そして故郷熊本県人会の皆様方との様々な局面での出会いや触れ合いが無ければ、現在の私は存在していなかったと思われます。

長く故郷熊本を県外から見て来た時、私の思い過ごしかもしれませんが、概して昔から熊本人は、そして済々黌人もまた内向きと見られがちではなかったでしょうか。以前、済々黌が「スーパーグローバルハイスクール」に指定されたとの一報に接した時、「おや、今回は素晴らしい話だな!済々黌で学ぶ生徒たちも世界をリードするグローバルリーダー(済々多士)への成長を目指して頑張っているな! 皆で、応援しようよ!」とそんな嬉しい感慨を抱いたことを思い出しております。

今や、グローバル化、ボーダーレス、ジェンダーレス、ダイバーシティの時代です。「くまモン」の国際的な活躍ではありませんが、是非とも、熊本人、特に、済々黌人にはもっと大きく国際舞台で羽ばたいてもらいたいものです。

済々黌同窓会の組織は今や全国津々浦々に拡がっております。東京や関西、東海地区は勿論のこと、昨年は北海道同窓会が立ち上がりました。海外では、上海、ハワイ、ロスアンジェルス、インドネシアなどでも支部が創られております。

今後の情報化、デジタル化時代の同窓会活動は、従来の各地区同窓会内での縦だけの繋がりの貌ではなく、母黌や同窓会のグローバルな活動領域での、横との繋がり、即ち、他地区同窓会とも緊密な連携をなし、同窓生が何処に居ても自由にその地域の同窓会活動に参加できるような体制を構築することが肝要だと思料します。

これからの同窓会活動の活性化のためには、新たな事業・活動への挑戦と併せ、同窓会活動内容の今後一層の「見える化」、「可視化」が不可欠です。

私は、同窓会は「済々黌で学んだ」その唯一の共通点で済々黌人が集い、老いも若きも、お互いに切磋琢磨し研鑽に励む「生涯学習の場」であると同時に、生きる上での「安らぎと憩いの場」だと捉えています。

様々な世界で活躍中の皆様方の同窓会活動へのご理解とご支援により、済々黌同窓会活動の露出度を高め、三綱領の精神の基、元気を振い、文明を進み、「済々黌ブランドを世界!」に発信して行きたいものです。各地区の同窓生の皆様の同窓会への積極的な参画を期待しております。

済々黌同窓会 会長 諸熊  建次(昭和44年卒)


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